D-スペシャリストD-Specialist

電気設計で未来を切り開く

株式会社ダイコーテクノ

Y.H

CADを使った電気設計を行っていますが、最近までは取引先企業に籍を置き、射出成形機の電気設計や、ソフト制作などを担当してきました。射出成形機とは、プラスチックなどの樹脂を溶かして金型へ流し入れ、冷やして固めた後、取り出すことで様々なプラスチック製品を作る機械のことです。
電気設計の仕事は、自分が設計した電気回路やソフトを使って、装置を動かすことが魅力です。自分が作った制御盤で、初めてメインブレーカに電気を通す瞬間や、ソフトを起動させる瞬間は、何度経験しても「うまくいくだろうか?」と緊張してしまいます。
ものづくりの現場では、予期せぬことが起きることもあります。昔の話ですが、完成したセンサーを通電前に回路を確認しなければならなかったところ、ぶっつけ本番で臨んだとき、センサーから煙が出てしまったことは、設計の際に通電前の確認作業が必要だと痛感させられました。また、急きょ1週間ほどで必要なソフトを完成させてほしいとの依頼を受けたときは、毎日、深夜2時、3時ごろまで試運転を繰り返し、ソフトを納品したこともありました。今では考えられないことですが、今となってはいい思い出です。

大興全体で取り組んでいるDX支援サービスは、グループ各社が持つ最新技術を結集させ、また技術に関する情報を共有化、標準化することで、設計から顧客サービスにいたるまで、幅広く対応しています。マニュアルにおいても、インターネットによるクラウド化により、最新情報を共有できます。
電気設計の分野では、まだまだ貢献できることが多いと感じています。
ダイコーテクノが大きな役割を担えるよう、努力していきたいと思います。

株式会社ダイコーテクノ

Y.H

係長/設計
1996年 入社
広島県出身