マニュアルを制作する工程で、実際に装置などを自ら触って、作業方法を検討しながら文書化するところに興味を持ち、入社を決めました。
現在は、半導体製造装置メーカーで使われている製造や改造の手順書といった社内文書を作っています。お客様の業務量が増えたため「これまで開発者が作っていたものをアウトソーシングしたい」との依頼を受け、対応しています。
半導体製造装置メーカーはどこも多忙を極めております。そのため、マニュアルや社内文書を作成する際に、お客様が指示に時間を割けなく指示が曖昧なものが多く見受けられます。指示が不明瞭な場合は、3Dや図面といったデータを何度も見返します。見返すことで作業手順をイメージして、分かりやすいマニュアルにしていきます。マニュアルなど分かりにくかったものが「分かりやすくなる」ことで、お客様の作業が簡素化するとともにスピードアップします。分かりやすいマニュアルが、業務改善に大きく役立ちます。マニュアルを作成するためには、多くの時間が必要となります。しかし、妥協せず何度も考え直して、より分かりやすいマニュアルを目指しています。
今は、デジタル化が進み、実際の機械を手に取って見るのではなく、3Dデータをもとに作成する機会が多いです。会社の先輩は、実際に機械を見ながらマニュアルを作ってきたケースが多く、われわれとは比べ物にならないくらいたくさんの経験を積んだ人ばかりです。「こうやってみたらどうだ?」とアドバイスされるたびに、気づかされることが多く、ひとつひとつの言葉に重みを感じます。
大興グループが手がけるDX支援サービスは、企業間や企業内の「横のつながり」を強くし、業務の効率化を図ります。
そのためには分かりやすいマニュアルが欠かせないと思います。私自身、学生時代は文章を書くのが苦手でした。そんな私でもマニュアルを作ることに興味を抱き、今の会社で務めることになりました。少しでも気になったことを深く調べていくことで、興味がわいてくることもあります。これからも探求心を忘れず、お客様のために働いていきたいと思います。